2010年11月26日金曜日

友、遠方より




Steven Morello


彼はアメリカの動物写真家、


彼との最初の出会いは


今から15年ほど前、カナダのセントローレンス湾に


タテゴトアザラシを撮りに行ったときだった。


写真の通り少々?小太りで、非常に陽気な男。


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彼はNatural Habitat Adventureという


ツアー会社のガイドとして来ていたのだ。


すぐに意気投合して


それ以来


彼と共にアラスカ、カリフォルニア、フロリダ、カリブ海と旅をした。


アラスカではアラスカヒグマ、ヘラジカなどを


カルフォルニアではドングリキツツキ、ハミングバードを


フォロリダではマナティーやミサゴを


カリブ海でクジラを。


もっとも、カリブ海では乗るはずだった船が座礁してしまい


クジラは撮れなかったのだが。


彼は一滴も酒が飲めない、


だから食事に行くのには苦労した。


夕飯はマクドナルドやウェンディーズに行こうというのだった。


しかし、行く前に一杯やっても、彼が運転してくれるので有り難かった。


そんな彼が日本人の女性と結婚して


初めて日本にやって来たのだ。


私の事務所で会った後、


生の魚が食べられないので、焼き鳥屋にした。


かつて、寿司が好きだという彼と寿司屋に行ったら


好きな寿司とは「いなり寿司」だった。


今はGreen Planet Expeditionという


撮影専門の旅行会社を自分で経営していると言う。


話は弾んだが


明日、2時半に起きて


早朝の築地に行くというので、早くにホテルに帰って行った。


若い頃の旅での数々の思い出が蘇って来て


少々切ない夜だった。



















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